木喰仏を着物リメイクコーデで訪ねる旅

微笑みの木喰仏を、着物をリメイクした服や小物で、のんびりと訪ねるブログです

猪名川の木喰さん!

コロナ禍、2年ぶりの更新になります。

 

2022年12月11日、猪名川町の木喰さんを、拝観して来ました。

 

いつもは自分で企画、予約を取って、木喰旅に出掛けるのですが、今回は、家族からのサプライズ!

 

有馬温泉に泊まり、翌日の山あいドライブ。ウトウトしていたら、小さな建物へ。

もしかして木喰さん?

兵庫県にも、木喰仏はたくさんあるはずだが、、、?

やはり、そうでした!

猪名川町立ふるさと館」

入ると正面に、すぐ、展示がありました。

たくさん、ありますねぇ。

木喰上人は90歳の時、この猪名川に3ヶ月滞在し、33体も彫ったそうです。

現在26体が現存、町内の各地に祀られています。

このふるさと館の所蔵、

「一戎大黒天立像」です。

こんな感じで、ガラス張りの中、丁寧に説明もされています。

画像が小さいですね。私物の写真集から。

これです。

静岡県浜松市に現存の、80代の作品、大黒天を拝観したことがありますが、それから更に数年後の作品。

微笑みは一層増し、後ろから、えびす様まで顔を出している作品です。

 

木喰さんは、全国各地で、大黒天もえびす様も、数体ずつ、彫っていますが、くっついているのは、これだけ。大変、珍しい仏様を拝観することができました。

 

大黒天とえびす様、どちらも福の神。

七福神では横並びのことも多いですが、なんと、親子の神様らしいです!

大黒天がお父さん(笑)

 

パンフレットをいただきました。

写真展示の中、これが1番好き!

次回、有馬温泉に来る時は、予約して、ぜひ、お目にかかりたいです。

 

さて、本日の着物リメイクは祖母の帯の大ぶりバッグ!

渋いですね、おたいこの柄を使いました。

大きさは、私が持ってる写真で、ご確認を。

内側も祖母の帯、博多帯ですね。

華やかだし、内側に貼ると、バッグが丈夫になります。

サプライズしてくれた、家族に感謝!

では、また、木喰の旅まで。